top of page
検索

質感の善し悪しが居心地をかえる

更新日:2018年12月29日

空間デザインでは滞在期間が長い空間ほど素材の質感が重視されます。硬さや暖かさといった触覚的な質感もそうですが、見た目も長時間見ていても飽きの来ない深みのあるものが必要になります。自然の木目や経年変化で付いた味わいの付いた素材など、人の意図が感じられない偶然性がある質感の方が長時間見続けられるように思います。人が意図して作ったものは情報が少なく単調に感じ、自然が作り出すものには膨大な情報が込められているのでしょう。

最新記事

すべて表示

過去の記憶を代用する

人は感性を作る時、過去の色々な感覚を代用させながら作っているそうです。例えば“心が痛む”といった感情は物理的に痛みを感じた時に感じる情報を脳では感じているそうです。“心が痛む”といったものが生まれたとき、その感覚を表現するために物理的な痛みの感覚を代用させたのです。...

光と共に暮らしがある

空間をデザインする中で最も重要な要素の一つが光です。人は太陽と共に暮らし、日の出と日の入りによって体内時計が作られてきました。人は強い光を感じると活動的になり、弱い光を感じると沈静化されます。視界が無くなるような暗い空間では不安感や緊張感を与えます。又、身近な光として火の光...

伝統技術も先端技術も一つのアプリ

伝統的な表現とデジタルアートなどの最先端な表現では何が違うのでしょうか?表現技術が発展した時期の違いがあるだけで、表現しようとしているものは共通しているものが多いように思います。 グラフィックデザイナーは一つの作品を作る時、手描きでイラストを描いた後にPhotoshopやI...

Commentaires


bottom of page