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伝統技術も先端技術も一つのアプリ

更新日:2018年12月18日

伝統的な表現とデジタルアートなどの最先端な表現では何が違うのでしょうか?表現技術が発展した時期の違いがあるだけで、表現しようとしているものは共通しているものが多いように思います。

グラフィックデザイナーは一つの作品を作る時、手描きでイラストを描いた後にPhotoshopやIllustratorなどで加工したりします。空間デザインも伝統技術から先端技術まであらゆるツールを併用して使うことでより幅の広い表現が出来るのではないでしょうか。

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過去の記憶を代用する

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光と共に暮らしがある

空間をデザインする中で最も重要な要素の一つが光です。人は太陽と共に暮らし、日の出と日の入りによって体内時計が作られてきました。人は強い光を感じると活動的になり、弱い光を感じると沈静化されます。視界が無くなるような暗い空間では不安感や緊張感を与えます。又、身近な光として火の光を獲得しました。人は火に集まり、火に守られ、火と寄り添いながら生きてきました。人の情報で視覚から入るものが9割と言われることか

緊張の緩和は万能な手法

緊張した状態が緩和された時に笑いが起こるという、お笑いの理論がありますが、笑いに限らず相反するものを対比させて感情を動かすといった技術は色々な分野で使われています。空間でいえば狭い場所から広い場所、暗い場所から明るい場所、モノトーンの色調とビビットなアクセントカラーといった具合です。人の感覚は何かを対比させることでそれを感じ取ることが出来て、対比が大きいと感情の振れ幅も大きくなるのでしょう。

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